仕事辞めたい転職したい【とりあえず3年】の真実。根拠と意味は?

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国際結婚で、毎年NYへの帰省を余儀なくされた27歳会社員。妻子への責任と、働きたくない気持ちの狭間で揺れ動くセルフィッシュジャパニーズ、妻はポーランド人。

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とりあえず三日坊主、うめしです。
 
 
私は飽き性なため、だいたいのことは三日で飽きます。

一週間続いたら上出来、年単位で熱意がなくならなければ本当に好きなことです。
 
 
そんな私もそう簡単にコロコロ変えなかったのが「会社」です。

実際は同じ会社で仕事内容をコロコロ変えているわけですが、キャリアについて興味がある方はこちらのカテゴリーをどうぞ。

キャリア
外資系でのキャリア形成方法やマネジメント手法をご紹介!出世や昇進を目指している若手社員の方や、管理職としてチームマネジメントに苦労されている方の助けになるよう、記事を書いています。国際的な企業での働き方からキャリアアップまで徹底解説!

 
 
新入社員の方が転職を切り出すと、「とりあえず3年は我慢しなさい。」と口にする上司も多いかと思います。

どれだけきつくても3年
給料が安くても3年
先輩にいびられても3年

この「とりあえず3年」って何なんでしょうか?
 
 

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【とりあえず3年】の由来

3

何故世間には3年は我慢すべき論が浸透しているのでしょうか?

 
 

石の上にも三年という諺

いしのうえにもさんねん【石の上にも三年】
(冷たい石の上でも三年も居れば暖かになるという意から)
辛抱していれば、やがては成功するものだ。忍耐力が大切なことのたとえ。

出典 – 三省堂 大辞林 第三版

 
 
実際に石の上に座ってみるとわかりますが、3年もかからず体温がうつって暖かになります

まぁ、石全体を暖かにするというクソみたいな意味であれば3年を要するかもしれませんが、この諺の意味するところではありません。
 
 
3年というのは長い月日を意味しており、諦めないことや忍耐力の大切さを表しています。
 
 
「石の上にも三年、入社して三年は頑張らないと話にならない!」

なんておっしゃる先輩方もいますが、諺の意味通り忍耐力を指しているならまだしも、3年という期間として使用するのは間違っていますね。
 
 

終身雇用という価値観

終身雇用という過去の価値観が、早期転職を良しとしないという先入観を生み出しています。
 
 
では、終身雇用とは実際どういったものだったでしょうか?
ウィキペディア先生に聞いてみました。

終身雇用(しゅうしんこよう)は、同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』- 終身雇用

1959年、日経連労務管理研究会は『定年制度の研究』を出版し、そのなかで「終身雇用こそ日米の企業活動を分かつ決定的な相異点」であるとした。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』- 終身雇用

 
 
昔からある終身雇用という価値観ですが、日本独自のものだと言われています。
 
 
1900年代から1910年代、短期転職を繰り返されることは大きなコストであったため、企業側は定期昇給制度退職金制度を導入して、年功序列を意識した制度作りがされたことがはじまりです。

戦時中及び敗戦後はその制度も陰りを見せます。

戦後の高度経済成長期に突入すると、労働力不足に対して終身雇用という価値観が企業側で再び注目され、一般化していきました。

現在では企業側が終身雇用を維持することが困難になったといわれており、実際そういった価値観も若者の間では薄れてきています。
 
 
ですが、そういった時代の中で働いてきた世代には、今も深く根付いている価値観だと言えるでしょう。

だからこそ、終身雇用という価値観が現実的であった世代の方たちと、そうではない若者たちの間でのギャップが存在していると言えます。
 
 
何故、年配の先輩や上司は口を揃えて【とりあえず3年】と言うのか。
それは、彼らに終身雇用という時代があったからなんですね。
 
 

採用コストの面から3年が最低ライン

だいたい3年で採用時にかかったコストを黒字にできると言われています。
 
 
人事的な業務に携わった方は、そんな話を耳にしたことがあるかもしれません。

採用に至るまでに履歴書の精査や面接会場の手配、書類仕事等々あります。
入社後の研修やひとり立ちするまでの期間も給料が出ていますが、それは企業側からの投資です。

企業目線でいえば、採用や教育にコストをかけてリターンがないと割に合わないですよね。
 
 
そういった理由もあり、「3年も勤められず辞めるなんて自分勝手だ。」といった考え方が存在しています。

企業への忠誠心や義理を感じる方がいるからこその価値観ですが、これも前述した終身雇用の副産物と言えるでしょう。
 
 
会社という組織への所属意識が薄れている時代には、廃れていく価値観かもしれませんね。
 
 

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【とりあえず3年】の考え方についてまとめ

転職 悩み

上記でご紹介した3つの内容ですが、「忍耐力を美徳とする文化」「終身雇用という過去の価値観」、そして「企業側の都合」という風に読み替えられるかと思います。
 
 
新卒3年未満で転職をするかどうかは本人の自由であり、会社都合や社会の風潮に流される必要はありません。

ですが、不用意に「辞めたければ辞めるべきだ!」と煽ってくる言葉を鵜呑みにはしないでほしいです。
 
 
「1年でも十分耐え忍んだ。」とあなたが思っていても、他者の評価が「忍耐力が足りない。」となる危険性はあります。

会社の都合を気にかける必要は確かにないかもしれませんが、あなたが採用する側だとしてそういった人材を採用したいでしょうか
 
 
もし、本当に転職を考えているのであれば、現在の事だけでなく将来を考えて選択するべきだと思います。

こちらの記事で若手社員に向けたキャリアプランについて紹介しているので、参考にしてみてください。

管理職になりたくない。今どき若者が考えるべきキャリアプラン3ステップ!
若くて有能でも「管理職になりたくない!」という若者が急増しています。昇進話がきたけど断りたい、昇進したけどもう辞めたい、昇進する気はないけど待遇には不満がある。働き方が多様化する今、最前線で働く若者達は何を求めているのでしょうか。

 
 
転職が自身のステップアップになるのか、ただの逃げ口なのかしっかりと見極めたいですね。

「嫌だから辞めればいい。」は癖になるので慎重に判断しましょう。

ハラスメントサービス残業等、環境に問題がある場合は辞めて問題ないと思います。
気持ちを切り替えて新たなステージでスタートし直せるのも、若いうちの特権かもしれませんね。
 
 
 
 
「とりあえず3年」のメリットデメリットが知りたい方はこちらの記事をさんこうにしてみてください。

転職したい新入社員向け【とりあえず3年】のメリットデメリット
入社一年、二年目で仕事を辞めたいと言うと、「とりあえず3年は頑張ろう。」と言う人と、「そんなものは無視しろ。」と言う人がいます。今すぐ辞めたい新卒社員向けに【とりあえず3年】のメリットとデメリットを徹底解説!転職希望の若手社員必見!
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