英語でハーフはタブー?正しい英語表現とは。

ハーフ 英語 海外文化

国際結婚で、毎年NYへの帰省を余儀なくされた27歳会社員。妻子への責任と、働きたくない気持ちの狭間で揺れ動くセルフィッシュジャパニーズ、妻はポーランド人。

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母(日本人)と父(日本人)のハーフ、うめしです。
 
 
私の妻はポーランド人なので、息子は日本とポーランドのハーフです。
国籍的には妻はアメリカ人でもあるので、もうなにがなんだかわかりません。

とにもかくにも「ハーフの赤ちゃんかわいい!」と誰もが言ってくださるのですが、実はこの「ハーフ」という言葉は英語的には不適切な表現です。
 
 
もちろん、悪意を持って「ハーフ」という言葉を使っている日本人はいないかと思います。

ですが、この表現を英語だと思い込んで海外で使うのはやめましょう。

今回は、日本語の「ハーフ」を英語で適切に表現する方法を、ニューヨーカーの妻に聞いてみました。
 
 
ハーフの赤ちゃんを日本で育てる上での問題点についての記事も参考にどうぞ。

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ハーフ(half)の正しい意味は?

人種

半分、二分の一、30分、半分の、不十分な、不完全な、半ば、なまはんかに、いいかげんに、いくぶん、かなり、ほとんど、

だいたいこんな感じです。

「半分の」や「不十分な」「不完全な」など、ネガティブな意味合いがあることがわかりますね。
 
 
こういった理由から
“He is half.”というと「彼は半人前だ。」などと受け取られてしまいます。
 
 
複数の民族の血を引いている人を「ハーフ」と呼ぶのは、日本独自の呼び方であることを理解しておきましょう。
決して英語表現ではありません。
 
 

ハーフ(half)の使い方

余談ですが「じゃあ”half”って単語はいつ使うねん。」ということで例文です。

“Can I have half of your pizza?”
「あなたのピザ半分もらってもいい?」

“Get up at half past seven.”
「七時半に起きろ。」

“He is half Japanese half Polish.”
「彼は日本人とポーランド人の混血です。」

例文のように“half”を使って複数の民族の血を引いていることを説明することもできます。

ハーフという意味を正しく理解していれば、失礼にはなりません。
 
 
ちなみに、“half”は半分という意味なので3種類以上の血筋を引いている場合には使用できません。

その場合は“part”を使用しましょう。

“I’m part Italian, part Spanish, and part Japanese.”
「私はイタリアとスペインと日本の血を引いています。」

 
 

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アメリカ人は人種?国籍?

アメリカ

アメリカは移民大国です。
アメリカの国籍を持っていたとしても、人種や民族的には日本人であったりポーランド人である人が大勢います。

なので、うちの子の場合は“He is half Japanese half American.”と言うよりは、”He is half Japanese half Polish.”と言うのが適切でしょう。
 
 
海外では日本に比べて、より自身のルーツに関して誇りや関心を持っている人が多いです。

そのため、人種問題や差別には非常に敏感です。

社会全体の国際化が進む中で、こういった問題に対してしっかりと理解を深めたいですね。
 
 

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「ハーフ」英語での表現方法まとめ

では、日本語の「ハーフ」を英語で適切に表現するにはどうしたらいいのか。

現時点で答えはひとつではありません。

下記に代表的な表現方法をまとめました。

  • half~half~(part~part~)
    “I’m half Italian half Chinese.”
    「私はイタリアと中国の混血です。」

    記事前半でご紹介した”half”を活用した表現方法です。
    3種類以上の血筋を引いている場合は”part”を使用しましょう。

  • mixed
    “He is not only Japanese, he is mixed.”
    「彼は日本だけではなく、他の人種との混血です。」

    “mixed”という表現を使う日本人の方も多いのですが、実は否定的意見が増えてきています。
    単に”mixed”と言うのは適切ではないという意見ですね。

  • mixed race
    “My wife is mixed race.”
    「私の妻は混血です。」

    “race”とは「人種」や「民族」といった意味があり、”mixed race”で「混血」という意味になります。
    “mixed”よりも”mixed race”が適切だというのは、血が混ざっているのであってその人が混ざっているわけではないからです。
    理解して使用したいですね。

  • biracial
    “My wife is biracial.”
    「私の妻は(二人種間の)混血です。」

    “biracial”は「二人種間の混血」を意味します。
    日本でいうところのハーフですね。
    “mixed race”は「混血」なので、日本でいうクォーターなどはこちらにあたります。

 
 

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「ハーフ」という日本語と価値観についてまとめ

日本にいると「お子さんハーフですか?」という質問をよくされますが、海外では聞かれたことがありません。

海外では人種や民族というのは繊細な話題であり、赤の他人が話題にするようなことではないからです。
 
 
もちろん、過度に敏感になる必要はなく、人間関係や状況が不適切でなければ質問しても問題ありません。

要は、相手が不快に感じるかどうかが重要なのです。

相手側の気持ちにたって考えていれば、よほどのことがない限り嫌な反応を返されることはないでしょう。
 
 
日本で「ハーフ」と言えば、「イケメン」「かわいい」なんてイメージされがちですが、世界的にはネガティブな意味合いで使用する人もいるのが現実です。

例え悪気はなくとも、言葉と文化の違いを理解して使用したいですね。
 
 
今回は、「ハーフ」を英語で適切に表現する方法についてまとめましたが、時代とともに意味が変化していくのが言語です。

ついこの間まで”mixed”が適切だと言われていたのに対し、最近では“mixed”は不適切だという主張が多くみられます。

「そんなに細かいところまで。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、受け取り側の気持ちに配慮して言葉を選びたいですね。
 
 
人種問題だけではなく、性差別問題についても理解を深めたい方はこちらの記事をどうぞ。

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