ハーフの赤ちゃん、そんなに楽じゃない。

ハーフの赤ちゃん 国際恋愛・結婚

国際結婚で、毎年NYへの帰省を余儀なくされた27歳会社員。妻子への責任と、働きたくない気持ちの狭間で揺れ動くセルフィッシュジャパニーズ、妻はポーランド人。

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息子はエンジェル、うめしです。
 
 
ハーフの赤ちゃんの父になって気づいたことがあります。
「ハーフだからかわいい。」という褒め方は、私に失礼じゃありません????

「かわいい。」とか「二か国語話せるね。」なんて言われてまんざらでもないのですが、実はハーフの赤ちゃんって大変なこともあるのです。
 
 
今回はハーフの赤ちゃんの現実について、日本在住の国際結婚しているママ友パパ友から経験談を集めました。

私たちが知らぬ間にしている人種差別について一緒に考えてみましょう。
 
 
「ハーフ」という呼称は適切ではないと言われていますが、今回の記事では統一してハーフと記します。
英語でどういった表現が適切なのか知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい。

英語でハーフはタブー?正しい英語表現とは。
halfという言葉には「半分の」「不十分な」といった意味があります。日本ではハーフタレントなんて言われますが、海外では複数の民族の血を引いている人をハーフとは呼びません。英語圏ではどのように表現されるのでしょうか?Mixed?Biracial?

 
 

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ハーフの赤ちゃんいじめ、差別

ハーフの赤ちゃん

ハーフの赤ちゃんと聞いて、なにをイメージしますか?
 
 
かわいい?目がパッチリ?金髪?
 
 
それはメディアや色んなものから刷り込まれたイメージです。

私も妻と出会うまでは、同じようなイメージをもっていました。
 
 
偏ったイメージや配慮のない大人の発言が、子供たちにどういった現実を生んでいるのか、ハーフの赤ちゃんを持つ夫婦の体験談です。
 
 

外見(金髪、青い目)によるいじめ

日本人とフランス人を両親に持つ男の子のケースです。
 
 
(仮名)ジョン君はお母さんにいつもべったりの甘えん坊な子供でした。

くるくるとパーマをかけたような金髪と青い目が特徴的で、日本人離れした見た目。
 
 
知り合ってしばらくしてジョン君は日本の幼稚園に通い始め、それと同時にジョン君は少しずつ攻撃的な性格にかわりました。

何に対しても怒りっぽく、誰に対しても攻撃的。

私たちは新たな環境のストレスだと考えていましたが、実際は幼稚園でのいじめが原因でした。
 
 
インターナショナルスクールではないので、ジョン君以外はほとんど日本人

幼稚園の先生のお話で、その見た目の違いから他の子どもに意地悪をされていることがわかりました。
 
 

  • 外見の違いから、ひとりの子供が面白がってちょっかいをかける。
  • それを他の子供が真似をする。
  • 嫌がるジョン君を面白がって無邪気な意地悪がさらにエスカレートする。

 
 
叩かれた時に、叩き返すしか方法を知らない子供は、叩き返すことで自己主張をするように。
無邪気な意地悪は、甘えん坊な子供を怒りん坊に変えてしまいました。

 
 
そんな話を妻から聞かされた時、私たちはどうするべきなのか真剣に話し合いました。

子供は悪意なく意地悪を楽しむ面があるし、それを全てコントロールはできない。
でも、うちの息子をそんな環境にいれることが息子のためになるのか。

 
 
それまでの私は、インターナショナルスクールなんて金持ちの自己満足だと考えていました。

ですが、善悪の判断が曖昧な年齢の子供と息子が過ごすことを考えると、インターナショナルスクールの選択肢は簡単に排除できないものに変わりました。
 
 

ガイジンという言葉の怖さ

日本人とイギリス人を両親に持つ男の子のケースです。
 
 
(仮名)トム君はうちの息子と同じ年齢ですが、先に保育園に通い始めました。

顔立ちは明らかに日本以外の血が混ざっていることがわかりますが、髪は黒く瞳は茶色の活発な男の子です。
 
 
私の妻とトム君のお母さんは日本人の夫を持つ者同士仲がよく、頻繁に遊ぶ仲です。

同じ年齢の赤ちゃんをもち、育児や日本での生活についていつも話していました。
 
 
ある日、「トム君が自宅で自分の母親(イギリス人)を指さして「ガイジン。」と言って笑った」、と妻から聞かされました。

あまりに衝撃的で、私は数回聞き返しました。
 
 
内容を確認すると、実は保育園で他の子どもに「ガイジン。」と言われて笑われることが何度もあったらしく、トム君は「ガイジン。」と人を指さして笑うことが面白いことだと認識していたようでした。

この話には私も妻も怒りと悲しみがこみあげました。
 
 
ジョン君のケースとは違い、子供はただ外見が違うから意地悪をしたわけではなく、どこかで「ガイジン。」という言葉を学んだのです。

あきらかに保護者の責任だと私たちは感じました。
 
 
私は日本人がどれだけ「ガイジン」という言葉に無頓着で悪意がなく使用しているか説明をし、そしてそれは問題だと感じると話をしました。

妻も数年間日本に住んで聞き慣れた言葉であること、そしてそれが息子にとって聞き慣れた言葉になってほしくないと思っていることを教えてくれました。
 
 

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ハーフの赤ちゃんに対するいじめや差別から学んだこと

ハーフの赤ちゃん

  • 外見の違いは無邪気な子供の標的になり得るという事
  • 大人がしている無意識な差別は子供にうつるという事

 
 
日本に住んでいるのはほとんどが日本人です。
少なくとも移民大国であるアメリカなどとは状況が違います。

子供たちが外見の違いに慣れていないのも仕方のないことかもしれません。
もちろん、アメリカにいっても人種によるいじめは存在します。
 
 
移動手段やネットにより急速に海外と近づいた現代。

私たちは私たち自身で少しずつ変わる必要があるのではないでしょうか。
 
 

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ハーフの赤ちゃんポジティブな経験

親子

もちろん、ハーフの赤ちゃんをもつことで嫌な思いばかりをしているわけではありません。

私の妻は、子供ができたことで日本に馴染むことができました。
 
 

「外国人」である妻が受け入れてもらえた

私の妻も例にもれず、日本では「外国人」と呼ばれます。

まぁ、慣れているのでどってことないのですが、ジロジロみられるのは確かに気分が悪い。
 
 
そんな妻が息子を連れて外出をするようになると、ちょっと状況が変わりました。

公園や地下鉄、街のあちこちで声をかけてもらえるようになったのです。

それも日本語で!
 
 
「赤ちゃんかわいいですね!どちらの国から来たんですか?」
「まつ毛が長い!ま、つ、げ、が、ながーい!」

簡単な単語で声をかけてくれたり、挨拶をしてくれたり、そのほとんどが日本語での会話でした。
 
 
妻は日本語で会話ができたことが嬉しくて、私に逐一報告をしてくれました。

もちろん、声をかけてくれた方の中には「ハーフだから」「珍しくて」という気持ちがあったかもしれません。

赤ちゃんをみて何気ない会話だったとしても、今までただジロジロみられて疎外感を感じていた妻が、日本という土地に馴染めたと感じた一瞬一瞬でした。
 
 

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無意識にしている人種差別から次世代を守ろう

人種差別って悪意がなければ差別にはならないのでしょうか?
 
 
大人は自己防衛ができます。

妻は「ジロジロみられること」にも「ガイジンと呼ばれること」にも慣れています。
 
 
では、子供はどうでしょう。

違う色だからという理由で髪を引っ張られて、反撃するしかない気持ちってどうでしょう。
悪意のない差別的な言葉を使われて、意味もわからず繰り返す姿を聞いてどう感じますか。

 
 
私たちは、自分たちの育った環境や文化のせいにせず、次世代の子供たちのために自ら変わる必要があるのではないでしょうか。

少しでも共感して頂けた方がいれば、そんな考えをまわりに伝えていただけると嬉しいです。
 
 
同様のお悩みを抱えている親御さんがいましたら、いつでもご連絡ください。
一緒に考えましょう。
 
 
 
 
人種差別のみではなく、性差別に関する日本と海外の違いについて学びたいかたはこちらの記事もどうぞ。

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